売上が長期間にわたって低迷あるいは減少している場合の最大の要因はほとんどの場合
「ビジネスモデルを変革する必要がある」と考えて正解と思います。
ところが、社長にとっては“分かっているけどなかなかできない”という思い(言い訳
かも知れないが)にぶつかります。
ビジネスモデルを変えることに対する社長の躊躇とはこんなところだと思います。
1.今わが社があるのは現在の事業が成功してきたからだ。今少しばかり悪いと言っても、
少し時間をかければ以前にもどるはずだ。
2.ビジネスモデルを変えるにはカネが必要だ。今の自社にはそれだけの資金がない。
3.今日一日を頑張るだけで精一杯だ。この先のことなんか考えるゆとりがない。
4.ウチなんかビジネスモデルを変えることなんてムリムリ!
これらのことは、すべてその通り正しいと言えます。ところが「分かりました、しょう
がないですね」とはならないです。なぜなら「先行きいつまでも今の停滞を続けましょう」と同義語だからです。
会社を経営する立場にある者なら「これらの問題はあるが、具体的にどうやってビジネ
スモデル変革を実現するために頑張るか!」ということが社長に与えられた使命だと思い
ます。
それでは、多くの経営者の頭の中にある「ビジネスモデル変革の躊躇」をどうやって払拭すれば良いのか。それこそ、私たち“中小企業事業継承支援機構”にご相談ください。
(執筆 吉岡憲章)