あなたの会社が欲しいのは
「イノベーション人材」それとも「コンサバ人材」?(その2)
VUCA時代に進化できる会社を創る人材とは
イノベーション人材 とは
イノベーション人材は文字通り、会社にイノベーションを起こしてくれる人材のことです。ただ、そのような人材は、指示待ち社員や過去の成功体験に固執しがちな社員が多い中小企業においては会社の中では浮いた存在になりがちです。
そのような人材は評価されなかったり、コンサバ(保守的)になったり、退職したりすることになります。
ただし、イノベーション人材とは突飛なアイデアを出したり、現在の商品・サービスやオペレーションの在り方を否定するだけの人ではありません。ではどのような人材がイノベーション人材といえるかというと
会社の進化や成長に寄与する意識と顧客に貢献する意識を併せ持っていることを前提としたうえで次の3つの能力を持っている人です。
- 発見力(社会や顧客の変化に気づいて新たな事業や商品・サービスのアイデアを発見する能力)
- 分析力を持っている(②で発見したものを分析して新たな商品やサービスを発想できる能力)
- 企画・構築力を持っている(③で発想したものを新たなビジネスといえる段階まで企画・構築できる能力)
さて、このような人材が新たな提案を行うときにボトルネックとなるのがコンサバティブ人材(コンサバ人材)です。では、コンサバ人材とはどのような人でしょうか?次号で紹介します